募集部門 (業務内容)


営業

  病院・診療所・調剤薬局への営業
   医療用コンピュータ
   ソフトウェアパッケージ

   お客様先への訪問及び社内からのリモート操作、電話対応を行います。
   またお客様先へ納める機器のセットアップ作業、納品後のメンテナンス作業も業務の一部です。

   主に新規のお客様への営業活動を行います。
   
   

システムエンジニア

  医療用(病院・診療所・調剤薬局用)コンピュータの販売、保守、管理
  お客様に応じてのプログラミングと操作指導等

   お客様先への訪問及び社内からのリモート操作、電話対応を行います。
   またお客様先へ納める機器のセットアップ作業、納品後のメンテナンス作業も業務の一部です。

   ハードウェア・ソフトウェアのセットアップ作業及びバージョンアップ作業
   カルテ1号用紙や藥袋等の帳票のレイアウト調整等
   


インストラクター

  医療用(病院・診療所・調剤薬局用)コンピュータを使用するにあたっての操作指導
  お客様に応じてのハードウェア、ソフトウェアのメンテナンス管理等

   お客様先への訪問及び社内からのリモート操作、電話対応を行います。
   またお客様先へ納める機器のセットアップ作業、納品後のメンテナンス作業も業務の一部です。
   「こういう使い方ができないかな?」、「この数値をレセコンから計算できないかな?」と
   お客様からの問合せや要望はレセプトに関することからパソコンの操作等、様々です。

   弊社では展示会や説明会も定期的に開催しています。
   展示会では商品のデモンストレーション、説明会では司会・講師として発表を行います。


先輩社員からのメッセージ


システムエンジニア 勤続6年目

仕事で一番よく使うセリフ?
「とりあえず再起動してみましょうか」ですね。
医療システムは非常に繊細。
でも、私の指示で復旧したときの快感はクセになります。
患者さんには直接会わないけど、その笑顔の“一歩手前”に僕らがいます。
パソコンと人間の両方が好きな人も、片方を毛嫌いする人も、どちらでもない人も。
「とりあえず再起動してみましょうか」の一言が言えるのであれば、
この仕事はマスターしたも同然です。


システムエンジニア 勤続3年目

吾輩はSEである。役職はまだ無い。
何が入社理由だったかとんと見当もつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でパソコンをいじっていれば良いのではという甘い考えだった事だけは記憶している。

吾輩はこの会社で初めてレセプトコンピューターなる機械に出会った。
しかもあとで聞くとそれは「ORCA」というレセプトコンピューター中で、二番目にシェアが高いソフトであったそうだ。
この「ORCA」の名前の由来の鯱というのは、時々「猫」を捕まえて煮もせず生のまま食うという話である。
しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。

とある夏の日、冷房の効かぬ待合室にて、額の汗を拭きつつ、起動しないパソコンと格闘していたときのことである。
傍らには病院の先生が立ち、「パソコンが起動しない。どうにかしてくれ」と、焦りと困惑をその目に宿し、吾輩にすがった。
吾輩は診察口の前に坐って、どうしたらよかろうと考えて見た。
別にこれという分別も出ない。
しばらく苦しんでいたら、吾輩の上司が助けに来てくれるかと考え付いた。
吾輩も医師と共にうんうんと試みに呻いて見たが誰も来ない。
胸が悪くなる。到底助からないと思いながら、神にすがる思いで、吾輩は、そっと再起動の術を用いた。
そして、あたかも起動するのが当たり前のような何食わぬ顔で問題を解決させた。
これは、ポーカーフェイスを崩すまいとした吾輩に訪れた運と勝利であった。
先生は目を見開いて、「(吾輩のことが)神に見えた」と仰せられた。
吾輩もこの時ばかりは神がかっていたと今になって思う。
それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。
以後、吾輩は密かに“待合室の神”とあだ名されている。

吾輩の務めは、医療の最前線を陰に日向に支えることである。
白衣を着ることもなければ、患者の名を呼ぶこともない。
されど、電子カルテや電子薬歴が開かなければ診察・投薬は始まらず、プリンタが動作せねば処方は出ず、レセプト送信ができねば診療報酬は支払われぬ。
かように、見えぬところで医療を支えるは、我ら技術者の務めにして、誉れ高き裏方の道である。

未来において、AIが医師の代わりを務める日が来ようとも、SEの“なんでも屋”的立ち位置はおそらく残るであろう。
AIがサーバの電源ケーブルを挿し直す日など、千年経っても来ぬであろうためである。
むしろ芸を仕込んだ「猫」の方がその素質があると言えよう。
吾輩が当初考えていた「薄暗いじめじめした所でパソコンをいじっていれば良いのでは」という甘い考えは打ち砕かれたが、たまに助けてくれる「神」や「運」にすがり、今日も吾輩はこの業務に励んでいる。


システムエンジニア 勤続5年目

はじめまして。
某病院のサーバールームでコーヒーをこぼしそうになったことがあるシステムエンジニアです。(未遂です、未遂。もちろん、病院にはきちんと謝罪しました!上司には怒られました・・・)

先述のモフモフ最高責任者のコトーさんのメッセージ分かりづらいですよね。
入社3年目でメンタルヘルスケアを担当してくれる良い後輩なのですが・・・
そこで、コトーさんの不親切で気取った文体を読んで、そもそも「医療事務用コンピューター(レセプトコンピューター)のSEって何やってんの?」って思ったそこのあなたに私が詳しい解説をします。

かくいう私も入社前は「なんか白衣着てる人と一緒にパソコンいじるんでしょ?」くらいのふんわり認識でした。
実際は、白衣は着てませんし、パソコンどころかサーバー、プリンター、クラウド、LANケーブル、スイッチングハブ、あとお客様の“信頼”まで取り扱ってます。

病院や薬局がレセプト(診療報酬請求)をミスなく出せるのは、システムがちゃんと動いてるから。
ところでレセプトって何だよ、レシートのこと?って思ったあなた。正解です。
レセプトはレシート(領収書)のことです。
Receiptをカッコつけてドイツ語で読んだか(レセプト)、通常通りアメリカっぽく読んだか(レシート)の違いです。

そもそも不思議に思ったことはありませんか?
―病院や薬局では3割負担しかお金を払わなくて良い、18歳未満や特定の条件を満たせば0円になることもある。
じゃあ残りの7割はどうなっているの?病院が損してくれるの?医師が立て替えてくれているの?− と。
いくら病院の先生がお金持ちだとしても奢ってくれているわけではありません。
残りの7割は政府が税金で負担します。
働いたら分かりますが、給料から天引きされるバカ高い社会保険料はこの7割分を負担するためにあります。
このお金を政府に請求するのが、レセプト(診療報酬明細書)であり、病院や薬局はこの請求書を作成するためにレセプトコンピューターを使い、政府に請求書を送ります。
そしてそのシステムを陰で支えてるのが、われらSE部隊です。
地味だけど、いないと詰みます。病院は7割分を政府に請求できずに最悪倒産します。
いわば、RPGでいうと道具屋、回復係、情報屋、ラスボス前のセーブポイント全部担当。
あくまでサポート係で実際には戦わないけれど重要すぎますね。
わたしたちは、医療界の「裏ボス」かもしれない。
医療DX?やってますよ。むしろ振り回されてますよ。
最近は「医療DX」とか「オンライン資格確認」とか「電子処方箋」とか、名前だけ聞くとどこかの国の武器っぽいワードが飛び交ってますが、全部政府が推し進めている事業です。
政府が推し進めるから需要はいっぱい!スケジュールもいっぱい!給料も当然いっぱい!

クラウド対応?
→ セキュリティもネットワークも再構築します!

「レセコン止まってるんだけど」
→ え、今ですか!?ちょ、いま運転中!※安全運転で折り返します

トラブル?あります。でも、それ以上にドラマもあります。
お客様に「ありがとう、あなたがいなかったら今日診察止まってたわ」と言われたとき。
正直、ちょっと泣きそうになります。
そもそも診療止まってたら、私の心臓が止まっていました。
思い出しただけでも緊張で吐きそうになる。

医療の現場って、本当に一分一秒が命に関わる世界なんです。
だからこそ、私たちの「止めない技術」が、現場の信頼と命のリレーを支えてるんだと思います。
――ちょっとカッコよく言いすぎました。でも、本当のことです。

最後にひとこと。
この仕事、ラクではありません。でも、ハマると抜けられません。
医療×ITって、奥が深くて、やればやるほどスキルがついて、人の役に立てて、しかも誰かに感謝される。
ぶっちゃけ、ちょっとズルい仕事です。

「パソコンは好きだけど、社会の役にも立ちたい」
「人と話すのも、けっこう嫌いじゃない」
「ふざけつつも、やるときはやるタイプです」
――そんなあなた、いますぐ履歴書を書きましょう。
病院や薬局を今日も陰で支えているSEが、コーヒー飲み放題の会社が、あなたを待ってます。(サーバにはこぼさないでね!)